スキー ワクシングアドバイス
現在販売されているスキーの滑走面は、ポリエチレンを主成分として、それにグラファイトを混入させた「グラファイトソール」が主流です。
ワクシングとはこの滑走面の細かな隙間にワックスを溶かし込むことです。
滑るスキーを作り上げるには、ワクシングの際に以下のポイントに注意してください。
より滑るスキーをつくるには
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気象状況・雪質のを把握
- 当店では、特に新潟県内スキー場の条件は、豊富なレース経験から的確にアドバイスいたします。
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ベースマークの選定
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ワックスの選定
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滑走面のクリーニング
- 軟らかい(高温用)ワックスを、ホットワクシングして冷える前に削ります。
- クリーニングは繰り返し行うことをお薦めします。
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本番ワックスの塗り込み
- アイロン温度を塗るワックスに合わせて100〜140度に設定。
- アイロン面が滑走面に直接触れないようにワックスはたっぷりと使いながら、滑走面を十分に温ためる。
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ワックスを定着させる
- 室温で数時間(時間はワックスによる)、十分にじっくりと冷やす。
- 急激に冷やしてはいけない。 ワックスが浮き出てしまう。 屋外に出すなどはもってのほか。
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削る
- スクレイパーでトップからテール方向に向かって丁寧に削る。
- 滑走面が逆立つ可能性があるため、逆方向に削ることは厳禁。
- 当日の雪質に合ったブラシ(馬毛・ナイロン)でブラッシング。
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スタート前に
- ゲレンデで冷されて浮き出たワックスを再度ブラッシング。
- スタートワックスを塗る。 国内ではほとんどのケースで必要。
もっと詳しく知りたい方、遠慮なくご相談下さい。